2022年〜2024年の3年間、全165,720レースのうち、万舟となったのは27,932レース（出現率16.85％）。

その中で、出現率が高い出目を並べた万舟の出目ランキングがこちら。

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日
（万舟：27,932レース）

本記事では、全24会場毎の万舟出目ランキング、出目傾向・予想ポイントを解説していきます。

万舟を狙って出目買いしたい方は必見です！！！

万舟が出やすい競艇場ランキング

万舟の出現率が高い順に「競艇場」を並べてみました。

※競艇場をタップすると詳細に飛びます。

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

出現率18%以上の競艇場は、1日（12R）のうち2R以上が万舟となる頻度です。

基本的に荒れやすい競艇場が上位に位置している中で、「桐生競艇」が3位にランクイン。

①号艇の1着率は全国平均くらいですが、万舟が出やすい競艇場と言えます。

また、各競艇場の出目を見比べてみると、⑤号艇アタマが多かったり、③号艇アタマが多かったりと様々。

そのため、万舟を狙うにあたって、各競艇場の出目傾向を押さえておく必要があります。

競艇場別の万舟出目ランキング

それでは、競艇場別に万舟出目ランキングの詳細をまとめてみました。

※競艇場名をタップすると詳細に遷移します。

それでは関東地方から順番に解説していきます。

桐生競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

内枠に人気が集中しやすい番組が多く、外枠が絡むと一気に配当が上がります。

特に冬〜春は強い追い風が吹きやすく、内枠が流れやすくなるので、より万舟が出やすいです。

ただ、万舟を狙うのは非常に難しく、初心者であれば一筋縄では行きません。

そこで、桐生競艇を得意としている以下の予想サイトを上手く活用すると良いでしょう。

※2024年度の無料予想（桐生競艇）の成績

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戸田競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

1Mが狭い形状で、内が潰れて外に展開が向きやすい競艇場です。

注意点を挙げると、冬は追い風が強くなり、思ったよりスローが伸びやすくなること。

万舟を狙うには、無風・向かい風のレースを狙っていくと良いでしょう。

戸田競艇で万舟を狙うなら「Boat＆Go」を利用するべきです。

過去、無料予想で万舟を当てた実績がこちら。

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江戸川競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

②号艇アタマで決着する決まり手の大半は「差し」。

これは江戸川特有の水面のうねりが大きく影響しています。

うねりは風向き・潮の流れがぶつかり合うと発生する現象で、大きく旋回すると艇が流れることに。

実際に、③号艇〜が1着となる展開も「捲り」よりも、小回りが利く「捲り差し」が多いので、しっかりと覚えておきましょう。

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平和島競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

③号艇が1着になる決まり手は「差し」or「捲り差し」が多いです。

これは、1Mを旋回後に、斜行が禁止されている平和島独自のルールが関係しています。

（2Mが非常に狭く、バックストレッチ側で競り合いながら旋回すると危険のため）

平和島競艇で万舟を狙うには、③④⑤号艇が内枠を差せるかどうかが大きなポイントです。

平和島で万舟を狙った予想を“無料”で公開する予想サイトがこちらです。

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多摩川競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

日本一の静水面と言われるほど、波が立ちにくく、コースのクセも無い多摩川競艇。

選手からも走りやすいと評判で、スピード戦になりやすいです。

スピード戦になると、自然とターンの旋回半径が大きくなるので、④⑤号艇は内枠と1Mの間に切り込む「まくり差し」が頻発することに。

④⑤号艇が③号艇を捲る分、後ろの⑥号艇に展開が向く、そして引き波の影響を受けない①②号艇が舟券に絡みやすいという理由にも繋がります。

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浜名湖競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

浜名湖競艇は、風の影響を受けやすい競艇場です。

特に、ダッシュ勢が伸びやすくなる「強い向かい風」が吹くレースは見逃せません。

ただ、風の影響もあってか、スジ舟券が成立しづらいので、1Mの展開を予想するよりも、1艇1艇の強さを踏まえてBOX勝負が有効です。

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蒲郡競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

④⑤号艇どちらも「まくり」「まくり差し」の決まり手数は半々で、1Mの展開は選手次第。

ただ、どちらも舟足（特に伸び足）が良いのは共通なので、モーター2連対率・展示タイム・スタート展示は必ず見るようにしましょう。

伸び足に振り切って、チルト角度を上げてくる「外枠＋B級」はアタマに押さえておくと良いかもしれません！

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常滑競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

⑤-①の展開は「②③号艇」「③④号艇」が競り合って、そのままセンター勢が飛んでいく流れ。

このように、格下の選手でもおこぼれを貰う形で好走することに。

そのため、センター勢の勝率が高い・階級が高いレースを狙っていくと万舟を狙いやすいです。

加えて、強い向かい風が吹くと、ダッシュ勢が好走する確率がグンと上がるので覚えておきましょう。

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津競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

企画レースが多くて、人気決着・イン戦になりやすい「津競艇」。

①号艇に人気が集中しやすい分、②③号艇が1着になると一気に配当がに上がるのが特徴です。

内枠で決まる展開でも万舟を狙えるので、いかに①号艇が凡走する根拠を見つけられるかが鍵となります。

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三国競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

万舟が頻発するレースは①④号艇がA級という番組。

実力者がどちらも譲らない展開となったところを、③号艇が差して、インが残るというケースがよく見られます。

また、ピットと2Mが離れていることから、前付けも起こりやすく、センター勢に展開が向きやすいのも大きな要因です。

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びわこ競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

万舟となる展開は、センター勢の捲りが大半を占めています。

センター勢は、水面のうねり・引き波を超えるだけの機力が備わっていることが絶対条件。

また「びわこ競艇」は、気圧が低いため、モーターの回転数が上がりにくく、舟足の良し悪しがハッキリと出やすいです。

もしスタート展示で①号艇が遅れて、センター勢がスリット通過後に伸びていたら、万舟となる確率が高いと思って良いでしょう。

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住之江競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

荒れるレースでも外枠よりも内枠の方が絡みやすい傾向があります。

これは2M→1Mにかけて斜行する必要はなく、内枠でも1Mの旋回が窮屈にならないのが理由です。

実際に②③④号艇が1着となる決まり手は「差し」「まくり差し」が多く、万舟を狙うなら伸び足ではなく周り足を重視するべきでしょう。

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尼崎競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

①号艇と②号艇・②号艇と③号艇など、内枠同士が競り合う最中に、スッと④⑤号艇が内側から差してくる展開がほとんど。

内枠に人気が集中しているレースで多く見られ、④⑤号艇が好走すると一気にオッズが跳ね上がります。

そのため、複数のA級が内枠に配置されるレースを狙っていくと、万舟を獲得しやすくなるでしょう。

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鳴門競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

鳴門競艇は、風・潮・天候の影響を受けやすく、荒れる条件が揃っている競艇場です。

その上、2M→1Mにかけてコース幅が狭くなる形状から、内枠は窮屈な旋回を強いられるため、格下でもトップスタートさえ決めれば上位に食い込めます。

もし、①②号艇がF持ち・出足が悪い・今節の平均STが0.2以上など、スタートが遅れる根拠を掴めれば、万舟を狙っていくべきでしょう。

過去、無料予想で鳴門競艇の万舟を読み当てた予想サイトがあります。

荒れるレースを簡単に見つけられるので、登録しておくと良いでしょう。

※対象をタップすると、公開された予想を見ることが出来ます。

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丸亀競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

イン逃げしても、ヒモ荒れして万舟となるレースが多いです。

干満差が大きい競艇場で、満潮時（昼頃）に風が吹くと、引き波が残りやすい・艇がバタつきやすいなど、荒れる条件が出揃います。

この条件下で大きく旋回すると、艇が暴れやすくなるため、1着を取る決まり手は「まくり差し」「差し」が中心。

「まくり差し」「差し」で決まる分、引き波の影響を受けない艇が生まれ、その艇（内枠）が残りやすいという理由に繋がります。

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児島競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

潮の満ち引きが大きい競艇場で、満潮時はうねりが出やすく、外枠の連対率が高くなります。

干潮時は静水面となる分、格下の若手選手が一気に握ってくるのも「児島競艇」ならではの特徴なので、しっかりと覚えておきましょう。

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宮島競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

⑤号艇が1着となるレースは、向かい潮・満潮→干潮の時間に頻発します。

そしてスタートを合わせるのが難しい競艇場のため、1着になるには先にスタートを切ることが絶対条件です。

（スタートが合わせにくい理由は、午前中は追い風・午後は向かい風が吹きやすい上、逆光により大時計が見えにくくなるからです。）

万舟を狙うためには、潮の流れを踏まえて、内枠を絡めながら、スタートが良い格下を狙っていくと良いでしょう。

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徳山競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

徳山競艇で万舟を狙うなら、外枠が好走する要因を掴むのではなく、内枠が凡走する要因の方が掴みやすいです。

例えば、徳山競艇はピットから2Mの距離が短いため、前付けが起こると内枠は深インしやすくなり、スリットが凹むのはよくあること。

そうなると、④⑤号艇に展開が向きやすく、外枠を1着に押さえておくと万舟を狙えるかもしれません。

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下関競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

年によって出目傾向が異なる上、スジ舟券も通用しないため、出目買いで万舟を狙うのは難しいです。

そんな下関競艇で万舟となるレースで共通しているのは、風が強く吹いていること。

広い水面だからこそ風の影響をもろ受けるため、ターンが暴れずにしっかりとターンマークを捉えている格下を狙っていくと良いでしょう。

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若松競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

若松競艇では「3コースのツケマイが決まりやすい」と言われています。

実際に、万舟となった③④号艇が1着の決まり手の多くは「まくり」。

これは向かい潮が影響していて、加速する距離が短い内枠はトップスピードでスリットを通過できないのが主な原因です。

そのため、潮の流れが早くなる大潮・中潮の日に、まくりを得意とするセンター勢の1着を検討すると、万舟を狙いやすくなるでしょう。

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芦屋競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

イン逃げが多い競艇場ですが、比較的万舟を予想しやすい競艇場と言われています。

水面が広く・安定しているため、インとカドのスピード勝負になることが多く、人気薄の若手選手が好走するケースが見られます。

特に「②③号艇がスタートで凹む＋④号艇の伸び足が良い」という条件なら、④号艇をアタマに置いて「まくり▶⑤号艇」「まくり差し▶内枠」というスジを意識すると良いでしょう。

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福岡競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

福岡競艇は、1Mに複雑なうねりが起こりやすく、1Mはスタンド側・2Mはピット側に振られる特殊な形状です。

そのため、選手が好成績を残すには、高度な旋回技術と周り足が優れたモーターを持つことが最重要。

また、バックの奥行きが狭くダッシュ勢の助走距離が短くなることから、万舟であっても⑤⑥号艇が好走しにくいと考えられます。

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唐津競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

全国で一番水面が広く、大きくターン出来る「唐津競艇」。

スピード勝負が繰り広げられ、ダッシュ勢が仕掛ける展開が多く見られます。

特に、準優勝戦に進めるかどうか微妙な選手たちは、チルト角度を3度に上げて、一か八かで大胆に攻めてくることも。

そのようなレバーを握ってターンする格下選手を軸に予想すれば、万舟を狙えるでしょう。

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大村競艇

※集計期間：2022年1月1日〜2024年12月31日

大村で万舟を狙うなら、いかに①号艇が1着を逃す根拠を掴めるかが鍵となります。

最も分かりやすいのは、大村特有の2Mのうねりにハマって「ギャビる」こと。

バックストレッチ側で他艇と競り合って、2Mでバタついて逆転されるという展開が多いです。

そのため①号艇がコースに慣れているのか・うねりを超える機力があるのかを、過去の成績・周回展示を見て確認するようにしましょう。

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まとめ｜万舟出目ランキング

今回は「万舟出目ランキング」をご紹介しました！

万舟が出やすい競艇場がこちら。

各競艇場の出目傾向を踏まえて、万舟を狙うなら⋯

このあたりを意識すると良いでしょう。

そして、更にここから精度を高めるには、競艇予想サイトの利用を強くオススメします！

競艇予想サイトとは、裏情報・現地情報を元にプロが予想した買い目を閲覧できるサイトのこと。

一般人とは次元が違う予想が公開されるので、参考になること間違いありません！

実際に万舟を読み当てた無料予想の実績を並べておくので、チェックしてみてください。