タイトルロゴ上 鳴門競艇攻略のポイント・コツは?傾向をまとめて実際に予想してみた! タイトルロゴ下

ボートレース鳴門

どうも。競艇戦線の管理人のボクです。

全国24ヶ所にある競艇場にはそれぞれ特徴があり、選手や天候が同じ条件でもその特徴によってレース展開は大きく変わります。

今回は、数ある競艇場の中から『PG1第3回BBCトーナメント』が行われる鳴門競艇の特徴まとめて、実際にどう予想を立てればいいのかをご紹介します。

鳴門競艇予想の方法をまとめたあと、鳴門競艇の1日全12レースで自腹勝負をしてその戦績も公開しますので、本気で稼ぎたい方はぜひ最後までお付き合いください。

まずは鳴門競艇がどんな特徴を持った競艇場なのか、簡単にご説明しましょう。

鳴門競艇で予想する際に必要なデータ

まずは鳴門競艇で予想をするにあたって、必要なデータをまとめてみます。

鳴門競艇と全国の1着率・2連対率・3連対率を比較したデータがこちら。

各コース 勝率 全国順位 1着率 全国順位 2連対率 全国順位 3連対率 全国順位
1号艇 7.53 21位 50.1% 21位 67.9% 21位 77.3% 22位
2号艇 5.69 9位 16.8% 3位 39.9% 12位 59.0% 11位
3号艇 5.28 16位 13.2% 7位 33.7% 16位 55.4% 18位
4号艇 4.97 10位 11.1% 9位 29.4% 7位 48.9% 12位
5号艇 4.35 3位 7.2% 2位 20.9% 1位 39.2% 4位
6号艇 3.24 4位 1.7% 13位 8.8% 5位 23.4% 5位

1号艇の1着率は全国24会場中21位で他の数値も平均よりも低め。

順位だけを見るとかなり低いように見えますが、1号艇の1着率の中央値は55.3%なので若干気にする程度でいいでしょう。

それよりも気にすべき数値は2号艇の1着率の高さと、5号艇の勝率の高さ。

参考として天候などの条件が比較的穏やかな日の一般競争のレース結果をご覧ください。

ある日の鳴門競艇(ボートレース鳴門)の結果。1号艇が強いが穴決着もあり2着以降も読みづらい。

2号艇が1着に入りつつ、5,6号艇の躍進も確かに目立つ印象。

こうなるとインが有利と言われている競艇でも、着順予想を絞りきれない場合も多く考えられるでしょう。

逆に言えば、特徴である程度レース展開を予想できるようになれば少穴中穴あたりの的中を量産できるかもしれません。

鳴門競艇を攻略するためにも、鳴門競艇のデータがなぜこのような数値になるかを押さえておきましょう。

イン逃げ率の低さをどう見るか

鳴門競艇(ボートレース鳴門)の水面設計

鳴門競艇の第1ターンマークの幅は45mで、これは全国24会場の中でも3番目に狭い数値です。

ダッシュ勢はほぼ直線で第1ターンマークに向かう中、ホームストレッチ側に第1ターンマークが寄っているのもありスロー勢はかなり窮屈な旋回になります。

これによりイン逃げの成功率が低下、その代わり1号艇以外の決まり手の割合が増え特にまくり、まくり差しの割合が全コースで上昇。

特に5コースのまくり差しの成功率は全国1位なので、まくり差しが得意な選手が控えている時は注意しましょう。

ここまで聞くとセンター・アウトコースの予想の比重を大きくしがちですが、イン逃げ率は低下したと言ってもその数値は45〜50%程度で圧倒的1号艇有利は変わりません。

1号艇に等級の低い選手や当地勝率の低い選手が控えている時は、他場よりもセンターアウトコースの躍進を注意するくらいの感覚でいましょう。

夏は向かい風、冬は追い風が多い

ボートレース鳴門、鳴門競艇の風の傾向

鳴門競艇はその位置的に風が吹きやすく、1年を通して無風状態が極めて少ない競艇場です。

更に鳴門競艇は季節ごとに明確に風向きが違うので注意しましょう。

大雑把な分け方にはなりますが、夏は向かい風、冬は追い風となり春秋に関してはかなり変動するのでその日の気象情報はよく見ておく必要があります。

向かい風の際には潮やコース幅の関係もありインコース有利、これは全国的な競艇予想のセオリーとは逆なので間違えないように。

追い風の際はセンター・アウトコースが有利。

1号艇が旋回時に膨らみやすくなり差しが決まりやすくなり、特に割合としては2号艇の差しが決まりやすくなります。

奇数艇のまくり差しが1番決まりやすい状況でもあるので、選手やモーターと合わせてレース展開を予想しましょう。

どちらの風向きになるにしても、風速が3Mを超えるとレースが荒れやすいので安易な有利不利では考えないようにする必要があります。

企画レースが多く予想の軸が立てやすい

鳴門競艇の公式には番組マンのインタビューが掲載されており、「本命党にも穴党にも愛される競艇場でありたい」と語っています。

その意向から鳴門競艇の一般競走では朝の1〜4レースまですべてが企画レースになっているので、押さえておきましょう。

  1. とるならなると:1号艇のみがA級。イン信頼度80%。
  2. どーなるなると:日替わり企画。イン信頼度低め。
  3. どきどきなると:1号艇A級。イン信頼度65%前後。
  4. とにかくなると:1号艇A級。イン信頼度60%前後。

1,3,4レースに関してはインコースの信頼度が、鳴門競艇の1号艇1着率の50%よりも大幅に高いので鳴門競艇での予想に慣れるまでの予想に最適。

2レースは日替わり企画でメインレース級の選手を集めた番組や、女子戦など荒れやすい内容になることの多い傾向にあります。

回収率は6コース以外変わらず、どこのコースからも上位入賞を狙えるレースが多いので1,3,4レースで鳴門競艇での予想に慣れてきた人が練習に使うのがオススメです。

ここまで企画レースの勝率や使い方を紹介しましたが、裏を返せば一般競走の1,3,4レースを毎回企画番組で行っているとなると残りの1,3,4レース以外のレースのイン信頼度は現在確認できている50%という数値よりも低いと考えたほうがいいでしょう。

鳴門競艇での予想を更に完璧にするなら

ここまで鳴門競艇での予想をするにあたって特徴から考えた予想の軸選定の方法を調べてきました。

更に細かく鳴門競艇予想の攻略法を考えていきます。

水質は「海水」!防波堤の関係で波の影響は少なめ

鳴門競艇の水質は海水。

海水の他場であれば波の影響を考慮してレース展開を予想する必要がありますが、鳴門競艇には防波堤があり波やうねりの心配はそこまで必要ありません。

しかし、完全にないとは言い切れないので念の為潮汐表は確認しておきましょう。

鳴門競艇周辺の潮の流れは公式の潮汐表を見れば確認可能です。

鳴門競艇のある日の潮汐表

潮の項目は色が赤に近いほど干満差が激しく、波やうねりが起こりやすいので注意が必要な日です。

特に「大潮」と書かれている時は、レースが荒れる可能性があるのでレース展開に気をつけましょう。

干潮・満潮がそれぞれピークにあたる時間が書かれているので、これを予想に活用することもできそうですね。

干潮時は波やうねりが出にくいので、アクセルを思いっきり握れるダッシュ勢が有利。

逆に波やうねりの出やすい満潮時に第1ターンマークまでの距離が単純に短いスロー勢が有利です。

とは言ったものの、干満差は2mほどで他場の海水面よりも少なめで前述の通り、防波堤の関係で波の影響を受けにくいことから波の影響は「荒れやすい・荒れにくい」程度に思っていた方がよさそうです。

モーターの総合的な性能が勝敗を握る

モーターの交換時期は4月。

伸び競艇は伸び足だけでなく回り足など、総合的にモーターの性能が重要視される競艇場です。

参考データですが、鳴門競艇の公式サイトにモーター交換時期からのすべての成績がデータ化されています。

鳴門競艇(ボートレース鳴門)の公式サイトにあるモーター情報

風、潮目など考えるべき要素の多い鳴門競艇ではモーターの性能は大事な指標です。

必ずチェックするようにし、データのあてにならない4月からの3ヶ月は展示情報からモーターの調子を見抜くようにしましょう。

1号艇が揺るがない選手か穴狙いができそうな選手を選ぶ

鳴門競艇はそのコース幅や風の影響、更にバックストレッチ内側の独特の伸びなど特殊な条件が多い競艇場です。

無論、乗り手側としても地元の鳴門競艇を走り慣れた選手が有利となるでしょう。

今回はその中でも狙い目の選手、軸にしやすい選手を2人ご紹介します。

まず1人目が林美憲選手。

林美憲

競艇史上30人しかいないと言われている24会場すべてで優勝した記録を持つ選手。

平均STは0.16とA1級の中では比較的遅いほうかなという印象。

その代わりセンター・アウトコースからのまくり・差し・まくり差しの勝率が尋常ではありません。

鳴門競艇はスタート後もまくり返し差し返しの多い、第1ターンマークで9割勝負がつくと言われている競艇で珍しいレース展開の多い競艇場。

焦らず自分なりのスタートを切る林選手がセンター・アウトコースにいれば、インが実力者だったとしても存在感を見せる走りをしてくれることでしょう。

続いて2人目が興津藍選手。

興津藍

鳴門競艇で安定して勝ちたいなら当たり前レベルでこの選手は押さえておきましょう。

この選手の得意とするのはツケマイ。

外側から内側の選手ギリギリにつけて上位を狙う戦法で、この戦法は全国で一握りしか使えません。

この戦法はまくりと同じ部類になるので、鳴門競艇とはかなり相性が良いです。

賞金ランキングも毎年100位以内をキープしていることからも、これからも安定した走りを見せてくれることでしょう。

公式サイトは攻略情報が豊富

ボートレース鳴門(鳴門競艇)の公式サイト右上をクリックするとメニューから攻略情報に飛べる

鳴門競艇の公式サイトには、攻略情報が充実しています。

とくにオリジナル展示情報には、競艇予想に使える直前情報や伸び足まわり足などの細かいデータも掲載されているので要注目です。

鳴門競艇の番組マンへのインタビューなどもあるので、読み物としても楽しむことができるでしょう。

鳴門競艇の特徴から考えた予想法で自腹勝負してみた(初参加)

ここまで鳴門競艇の特徴を基に予想法を考えてきましたが、この方法が実際に使えるのかどうか。

一般競走の開催される日に、自腹で1日12レースすべてで勝負してみることにしました。

挑戦したのは2021年11月15日。

1日に行われる12レースすべてに自腹で予想していきます。

1レース目の出走表がこちら。

2021年11月15日の鳴門競艇1レースの出走表。

  1. 浮田圭浩(A2)
  2. 松本弓雄(B1)
  3. 西原明生(B1)
  4. 長谷川親王(B1)
  5. 田中浩之(B1)
  6. 藤原早菜(B2)

このレースは4つある企画レースのうち、イン信頼度が最も高い「とるならなると」。

最終日ということもありデータも揃い、天気も穏やか、モーターも交換時期から7ヶ月経っているので比較的に予想のしやすい1日と言えるでしょう。

成績を見る限り、このレースの見極めるべきポイントは1つのみ。

とにかく2,3着予想がどうなるか。

まずは展示タイムを見てみましょう。

ボートレース鳴門(鳴門競艇)2021年11月15日の1レースの直前情報

インコースがやや遅めに感じますが、等級を考えると本番では合わせてくるだろうくらいの印象。

1号艇はそこそこの成績のモーターを引き当てているので、競り負ける可能性も低めです。

発走時間も干潮でイン有利、風は追い風でイン不利ですが今節の他選手の成績の悪さを考えて1着は1号艇固定でいきます。

あとは2〜4号艇までがかなり実力が均衡しているので

①-②③④-②③④

点数は6点、1点1,000円で勝負するので合計6,000円の勝負。

①−②−③だけガミりますが、その分配当も狙えるような買い目です。

果たして。

結果はこちら。

①−④−②。7番人気の17.1倍。

的中!

17.1倍に1,000円で17,100円の払戻を獲得しました。

投資金額を引いて11,100円のプラス。

まずは1勝。

いくら鳴門競艇のアウトコースが強いとは言え、ここまで選手の力量に差がある場合は切って正解でしたね。

ただし同じ並びだとしても、天候などで5号艇を入れていた可能性もあるのでやはり直前情報を見るのはかなり重要と言えます。

さぁ、更に1日全レースに参加して、自分の立てた予想法が間違っていないか検証を続けます。

鳴門競艇で1日勝負してみた結果

下記は鳴門競艇の2021年11月15日の全レースのボクが挑戦した予想結果です。

対象レース 獲得利益 勝敗
1レース +11,100円
2レース -8,000円
3レース +4,300円
4レース -8,000円
5レース +5,400円
6レース -5,000円
7レース +3,900円
8レース +48,000円
9レース -12,000円
10レース -14,000円
11レース +4,700円
12レース -100円
1Rの平均払戻金額
11,191円
1Rの平均投資金額
8,666円
合計払戻金額
134,300円
合計投資金額
104,000円
総収支
+30,300円

1点1,000円は崩さず、レースごとに点数だけ調整。

戦績は12戦6勝6敗・・・利益も考えるとかなり調子が良かった1日でした。

しかし、やはり膨大な情報に優先順位を立てて予想を考えるのはかなり体力の必要な作業で、考えているうちにレース5分前で焦るなんて場面もあって大変でした(汗)

予想方法として間違ってなかったことが証明できたので、ぜひ皆さんも参考に予想してみてください。

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