どうも、競艇戦線の管理人です。

突然ですが、競艇は1日を通して120倍以上つくレースが多く存在します。

そこで、「全通りで買えば必ず当たるから稼げるのでは？」と思った方もいるはず。

本記事では「競艇で全通り買いをしたら儲かるのか」をテーマに・・・

全通り買うとどうなるのかと競艇戦線直伝の“成功策”についてご紹介します。

実践した結果も掲載しているので、あなたの予想の参考にもなるはず。

ぜひ最後まで御覧ください。

競艇の全通りとは？

全通り買いとは、その名のとおり「ある式別におけるすべての組み合わせを購入する」買い方です。

何も考えず、すべての組み合わせで買うだけなので、選手や競艇場を分析して予想する必要もありません。

そして、必ず予想は当たります。

もしこれで勝てるとすれば、どれほど楽なのかと思いますよね。

しかし、買い目を絞っていないので購入点数が増えてしまうのが問題点。

その結果としてトリガミになる可能性が増えてしまいます。

実際にどれほどの賭け金がかかり、プラスになるにはどれくらいの配当が必要なのかを見ていきましょう。

競艇の全通り買いについて

競艇の全通りを買うにあたって、式別ごとにいくらかかるのか？配当が何倍つけば勝てるのか？といった疑問を持つ人も多いはず。

そこで、全通り買いをした場合の舟券代を計算してみました。

3連単は購入点数が多くなる分、賭け金はかなり高め。

1点100円で買っても10,000円を超えてしまいます。

一方で、単勝・複勝は1,000円以下で買うことが可能。

オッズが6.0倍を超えればプラス収支です。

そのため、単勝・複勝のように「意外に勝てそう」と思った賭け式もあるのではないでしょうか。

果たして本当に勝てるのか、直近のレース結果を基に分析していきましょう。

※式別について詳しく知りたい方は、競艇戦線でも解説しているので合わせて参考にしてみてください。

全通りで儲かるのは難しい

次は実際のレース結果から、全通りで買うと収支はどうなるのか見ていきましょう。

この結果を見れば、全通り買いは儲かるのかどうか、イメージが膨らむでしょう。

対象はランダムに選んだ結果、7月23日に開催された全156レースです。

1点100円で参加した際の結果をまとめました。

果たして稼ぐことはできたのでしょうか。

まずは、例として単勝を全通りで買った際の結果を紹介します。

舟券代が156×600円＝93,600円に対し、合計払い戻しは64,040円。

よって回収率は68.4％という結果になりました。

プラスとなったレース数も少なく、回収率も低め。

単勝全通りで稼ぐのはかなり難しそうです。

それでは他の式別の結果も見ていきましょう。

どの式別でも回収率は100％以下。

「資金配分をすれば」と考える方もいるかもしれませんが、舟券代が増える一方で、結果は変わらないでしょう。

適当にレースを選んで、全通りで予想したとしても、儲かる確率はかなり低いです。

一方で、全通りで勝てているレースがあるのも事実。

果たしてどのようにすれば、全通りで稼げるのでしょうか。

競艇戦線が考える、全通りで儲かる方法を紹介していきます。

全通りで儲かるためにやるべきこと3選

全通りでプラス収支を得るには、オッズが高くなるレースを選ぶしかありません。

つまり、3連単であればオッズ120倍を超えるレース。

そういった荒れるレースを選び続ければ、儲かる可能性は十分あります。

そこで1年間(2022年)のレース結果を分析し、3連単のオッズが120倍以上となったレースの特徴を分析しました。

競艇戦線なりの選び方を3つ紹介しましょう。

荒れやすい平和島のレースに絞る

全国に24ヶ所ある競艇場。

水質・風の強さ・波の高さ・水面の広さにより、インコースが強い・荒れやすいなどの特徴が生まれます。

そこで今回は3連単のオッズが120倍以上となったレースの割合が高い競艇場を調べました。

結果がこちらです。

最もその割合が高いのは平和島競艇場でした。

2位には「児島」3位には「桐生」と比較的に荒れにくい競艇場がランクインしましたが、毎年ランクインするわけではありません。

一方、平和島競艇場は毎年1〜3位にはランクインしてきます。

平和島は風が強く、波も高いのが特徴。

インコースの勝率も他の競艇場と比較して低くなっています。

まずは平和島競艇場で開催されるレースを選ぶのが得策でしょう。

1号艇がB級のレースを選択する

続いてのポイントは①号艇がB級選手のレースを選ぶこと。

競艇はインコース有利で、1コースの1着率は56％程度もあります。

そのため、まずは①号艇を買い目に入れるのがセオリー。

逆に言えば①号艇が舟券に絡まないレースを選べば配当がつきやすいので、B級の選手が①号艇のレースに着目しました。

①号艇がB級のレース結果がこちら。

①号艇がA級のレースと比べて、B級だった場合の方がレースが荒れています。

外枠にA級がいればさらに荒れる可能性が高いです。

競艇はインコースが有利のため、B級の選手が内枠だとある意味当然の結果。

番組を見て、内枠にB級の選手がいるレースに注目しておきましょう。

風速5m以上の悪条件のレースを選ぶ

最後に紹介する選び方は風速5m以上のレースを選ぶこと。

競艇は水上競技なので、強風が吹くと水面が荒れやすく、風がレースに大きく影響します。

それでは風速ごとのレース結果を見てみましょう。

風速5m以上から荒れやすいことが分かります。

実際にレースに影響を与えやすいと言われているのが、風速が5m以上。

風速5mは時速18kmにあたり、砂埃や枯葉が舞い上がっていしまうくらいの風で、手漕ぎのボートの場合流されてしまう危険性があるほどです。

また風速が6,7m以上の場合とそこまで大差はなく、レース数も多いので5mがベスト。

予想する前に、直前情報から風速もチェックしておきましょう。

風がレースに与える影響については、こちらの動画も参考にしてみてください。。

競艇の全通りは儲かるのか必勝法を試してみた！

ここまでで全通りでも勝ちやすいレースの条件を3つ紹介してきました。

その条件とは以下の3つ。

早速、この条件に当てはまるレースを探し、実際に全通りで舟券を購入していきます。

果たして稼ぐことはできるのでしょうか。

7/29〜7/31の平和島のレースで検証！

対象は7月29日〜31日の3日間。

条件に当てはまる全14レースに参加しました。

購入する券種は3連単1点100円全通りです。

結果はこちら。

3日間の集計結果は・・・

プラス収支！

最も配当がついたレースを紹介

最後に、競艇戦線が考えた条件に当てはまるレースで、最も配当がついたレースを紹介します。

全通りで舟券を購入する際の参考にしてみてください。

そのレースは7月29日開催の平和島3R。

出走表と直前情報はこちらです。

①号艇にB1級の桂林寛選手、風速も5mと条件はクリアです。

さらに④,⑤号艇にA級の選手がいるので、外枠から舟券に絡む可能性も十分です。

レースが荒れることを願って、3連単全通り(100円×120＝12,000円)を購入。

果たして結果は・・・

払い戻しは45,990円！

内枠の選手が舟券に絡めなかったことで、払戻金が高くなりました。

他のレースでも、外枠にA級の選手がいた場合に、配当が高くなる傾向が見られます。

競艇戦線で定めた3つの条件に加え、ここを意識すれば、さらに稼げるかもしれません。

【まとめ】競艇の全通りは儲かるのか？

今回は「競艇の全通り買いは儲かるのか」について、検証しました。

最後に本記事のまとめを記載していきます。

何も考えずに全通りで舟券を買った場合、勝てる確率はかなり低いです。

そこで全通り買いで勝つために、配当がつきやすいレースの選び方を紹介。

その条件に当てはまるレースに参加した結果、プラス収支で終えることができました。

しかし、全通り買いはコスパが良くないのも事実。

競艇で稼ぐことを考えると、オススメできない買い方です。

もし「全通りで買うくらい何も考えずに稼ぎたい」ということであれば、競艇予想サイトを使ってみてください！

競艇予想サイトとは、その名の通り公開された予想に参加するだけのサイト。

今回、取り上げる競艇予想サイトは競艇戦線が厳選したお墨付きの人気サイトばかりです。

もちろん無料で使えるので、予想を閲覧するだけならリスクはゼロ。

必ずチェックしておきましょう。