競艇の当たりやすい買い方を完全ガイド!見るべき要素や注意点などをご紹介!

ネット上には、競艇の当たりやすい買い方と題して、企画レース・大村競艇・モーニングレースで勝負するなど、様々な勝負方法が紹介されています。
ただ結局のところ、自身の予想力に依存することになり、中々当たらないのが現状です。
そこで、競艇予想のプロである私が、試行錯誤を重ねた末に辿り着いたのは「準優日前半のレースで1-234-全」で勝負する方法。
今回は、この「1-234-全」という買い方にフォーカスして、狙うべきレース・見るべきポイント・注意点といった、勝つための方法を完全ガイド。
誰でも簡単に再現できるので、ぜひ参考にしてみてください。


日本モーターボート競走会に就職し、審査員を経験。その後、競艇予想屋に転身すると同時に、予想サイトの闇を暴く活動に従事。その活動が認められ、戦線グループに仲間入りした。
競艇の当たりやすい買い方は1-234-全
まず始めに、なぜ「1-234-全」が当たりやすいのかを解説していきます。
出目 | 点数 | 出現率 | 該当回数 |
---|---|---|---|
1 - 全 - 全 | 30点 | 54.5% | 29910R |
1 - 2345 - 全 | 20点 | 50.6% | 27780R |
1 - 234 -全 | 12点 | 44.3% | 24322R |
1 - 23 - 全 | 8点 | 33.8% | 18623R |
1 - 2 -全 | 6点 | 18.1% | 9951R |
※集計:2024年1月〜12月の全レース(54861R)
競艇は内枠が強く、1>2>3>4>5>6の順番で上位入線します。
実際に1の1着率は54%越え。
1が1着になった時の2着の出目別の出現率を見てみると、23456→2345→234の順に5%しか下がりませんが、234→23→2になると10%以上も低下。
更に、買い目点数を見ていると、234までは30点→20点→12点と1艇を減るだけで、大きく点数が減りますが、234以降になると12点→8点→6点と一気に減るスピードが遅くなります。
これらの状況を踏まえると「1-234-全」が最も期待値的に高いと判明!

「1-全-全」の中での「1-234-全」の割合は81.3%だな。荒れることで有名な戸田・江戸川・平和島だろうが、イン逃げが決まれば約80%の確率で「1-234-全」になるぞ。
つまり、イン逃げを見極めて1-234-全で勝負すれば、80%以上の的中率を残せるということ!
「1-234-全」は競艇の当たりやすい買い方と言えるので、しっかりと覚えておきましょう。
「1-234-全」の買い目点数は12点です。ただインに人気が集中するレースでは、オッズが10倍以下になることも⋯。そこで安定して勝つにはイン逃げ且つオッズが付くレースに参加することが絶対条件です。
1-234-全の狙い目は準優日の前半レース
1-234-全で勝負するべきレースは、準優日の前半レースです。
準優日の前半レースは、番組編成や選手の心理状況によって、イン逃げ且つオッズが付きやすくなる傾向があります。
その理由がこちら。
- 今節の得点率上位選手は、前半レースでは外枠に入る
- 今節の得点率下位選手は、前半レースでは内枠に入る
- 準優に出場する選手は「今は無理して攻めたくない」という心理が働く
格下の選手が内枠、格上の選手が外枠に入ると、当然、外枠が上位入線する確率が高まります。
そうなると、内枠・外枠とで人気が分散し、オッズが割れることに。
ただ、外枠に入る格上選手は、準優勝戦に進むことが確定しているため、フライングのリスクを冒してまで攻めたスタートを切る必要はありません。
加えて、強引に仕掛けに行って妨害を取られると、事故点の関係で優勝戦へ進めなくなるリスクも。
そのため、外枠に入った格上選手は無理に攻めることは無く、結果としてイン逃げが決まりやすい状況が生まれます。

優勝戦の日はオススメしないぞ。準優勝戦の日と同じ状況になると思われがちだが、意外にもイン逃げしやすい番組編成が組まれるな。オッズが付きにくいから、広めに買う「1-234-全」で勝負するのは向いていないぞ!
当たりやすい買い方で避けるべき3つのレース
準優日の1〜6Rにおける「1-234-全(12点)」の出現率は42.9%、平均オッズは21.4倍です。
仮に全て丸ノリした場合、回収率は79%となり100%を下回ることに⋯。

まぁ落ち着け。競艇の還元率は75%だろ。それを上回ってるってことはよ、理にかなった買い方ってことは分かるよな?
もし「1-234-全」で回収率100%以上を狙うには、以下の条件に当てはまるレースを避けてください。
- 外枠が伸び足特化の舟足である
- 外枠のコース別1着率が内よりも高い
- 向かい風が吹く・向かい潮が流れる
簡単なポイントなので、しっかりと押さえておきましょう。
外枠が伸び足特化の舟足である
外枠が伸び足特化の舟足である場合、簡単に内枠が捲くられてしまいます。
伸び足特化か否かは以下をチェックしてください。
例として、2024年4月6日の平和島2R(最終レースは準優勝戦)を見てみましょう。
この中で、今節の得点率が高く、準優勝戦に進むのは2人。
⑤号艇の酒井選手(準優勝戦(11R)の2枠)と①号艇の生方選手(準優勝戦(10R)の6枠)です。
準優日前半のレースで、⑤号艇は準優勝戦に備えて、攻めてこないように思えますが⋯
内枠のチルト角度は0度に対して、⑤号艇酒井選手のチルト角度は3.0度。
その結果、展示タイムも6艇の中で最も早く、伸び足特化の舟足であるのは明白です。
このことから、⑤号艇は一撃でまくりを狙っているのが分かります。
そして、結果は「⑤-③-④(92.8倍)」と、⑤号艇のまくりが決まる展開に。

いいか、伸び足に特化してるってことは、最初から1着を取りに行く姿勢の裏返しってわけだ!もし着を残したければ、無理せず展開を突いての“差し残し”や“道中の競り合い”に持ち込む方がリスクが少ねぇ。そもそも、チルトを上げる時点で、その発想はねぇってことだな⋯。
外枠の選手が伸び足特化であると、イン逃げの可能性がグンと下がるので注意してください。
3号艇の3連対率が外枠の2連対率よりも低い
準優日の前半レースでは、③号艇に様々な得点率の選手が配置されます。
イン逃げで決着するには、この③号艇が外枠(④⑤⑥号艇)の“壁”として機能できるかどうかも重要です。
外枠は助走距離を活かしてスピードに乗り、まくりで攻めてくる展開がほとんど。
その中で、スロー勢の最も外側に位置する③号艇が遅れると、外枠に一気に内側を突かれ、内枠が大きな影響を受けることに。
例えば、2024年12月14日常滑6R(最終レースは準優勝戦)を見てみると⋯
③号艇はB2級で、3コースの3連対率は20%ほど。
対して、④号艇の4コースの2連対率は約30%、⑤号艇の5コースの2連対率は約45%です。
③号艇の3コースの3連対率よりも高いことから、外枠の壁として機能する可能性が低いと分かります。
結果は、格上の⑤号艇松尾選手が、まくりを決める展開となりました。
壁になる▶3の3コースの3連対率>456(どれか)の各コースの2連対率
壁にならない▶3の3コースの3連対率<456(どれか)の各コースの2連対率
③号艇の実力を踏まえて、壁役になれないと判断したら、①-⑤⑥の展開も一気に急増するので注意してください。
向かい風・向かい潮の状況下
向かい風・向かい潮の状況下では、ダッシュ勢(④⑤⑥号艇)が有利になるので避けるべきです。
向かい風・向かい潮(進行方向と逆向きの力が働く)による影響がこちら。
- 助走距離の短いスロー勢(①②③号艇)は加速感が△に
- 助走距離の長いダッシュ勢(④⑤⑥号艇)に影響は少ない
- 外からの捲りが流れにくくなる
外枠に実力者が居る場合、その選手は追い風・追い潮の影響を存分に生かした走りを展開し、イン逃げ率は下がる傾向があります。
準優日前半のレースで、無理に攻めなくとも、外枠の選手が巧みな立ち回りで好走するケースも。
加えて、風が吹くとスタートが難しくなるため、正確にタイミングを合わせるのが上手い実力者(外枠)が、更に強くなることに。
このように向かい風・向かい潮1つで外枠が好走しやすくなるため、レース前は風向き・潮の流れまで忘れずにチェックしましょう。
風・潮の影響が少ない競艇場は「大村(湾内にある)」「芦屋(山に囲まれた地形)」「常滑(防風壁の設備あり)」「びわこ(朝は高確率で無風)」あたり。
レースの見極めは予想サイトを使うと便利!
1-234-全で避けるべきレースを解説してきましたが、選手心理・舟足・スリット隊形・スジ舟券など、様々な要素を加味しなければ⋯
イン逃げ且つオッズが付くレースをピンポイントで狙い当てるのは難しいです。
そこで、利用するべきなのは、オッズ妙味の展開を得意とする競艇予想サイト。
例えば、あるサイトで公開された無料予想を見てみると⋯
対象は2025年1月16日の下関10R(出走表)です。
買い目は①-②③④-⑤⑥という組み合わせ。
今走は準優勝戦で敗れた選手が集う特別戦(G1)で、誰が舟券に絡んでもおかしくない状況です。
そんな中、①-②③④と内枠に信頼を置きながらも、3着に外枠を固定する理由は何か。

④号艇の峰選手が仕掛けて、内枠が抵抗する分、1Mにスペースが生まれる。そのスペースに外枠が突いてくると読んだのだろう。
結果は「①-②-⑥(42.4倍)」。
まさにオッズ妙味の展開に!
このように競艇予想サイトを利用すれば、誰でも簡単にオッズ妙味のレースを見つけられ、更にプロの予想まで閲覧することが出来ます。
特にオススメしたい優良サイトをピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。
順位 | サイト名 | サイト画像 | 公式サイトへアクセス | 検証結果・口コミ一覧 | 総合評価 | 的中率 | 回収率 | 収支 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ボートワンダー | ![]() | ![]() | ![]() | ★4.86 本物 | 83% | 262% | +1,855,960円 |
2位 | GALAXY | ![]() | ![]() | ![]() | ★4.82 本物 | 81.3% | 247.5% | +3,915,300円 |
3位 | あたりマクリ | ![]() | ![]() | ![]() | ★4.78 本物 | 82.9% | 258.3% | +3,848,810円 |

おいおい…今じゃ丸ノリするだけで稼げる無料予想なんかも公開してんだぞ。昔と比べると、良い時代になったもんだなぁ(笑)
競艇の当たりやすい買い方の注意点
最後に、競艇の当たりやすい買い方(1-234-全)の注意点をまとめてみました。
- モーニング開催のレースはオッズが低い
- 勝率の関係で選手の攻め方が変わる
ここまで押さえておけば、勝率アップは間違いありません。
モーニング開催のレースはオッズが低い
モーニング開催の競艇場は、優勝日のレースであっても、前半に企画レースが組まれます。
企画レースは内枠に実力者が配置されるのが一般的です。
さらに、朝の時間帯は情報が出揃っていない他、舟券購入者の多くがライト層であるため、どうしても内枠に人気が集中しやすくなります。
そんな状況ではオッズが付きにくく「1-234-全」のように広めに押さえる買い方は不向きです。
トリガミになるリスクも高いので、レースを見送るor資金配分を行うようにしましょう。
芦屋・唐津・徳山・鳴門・三国
勝率の関係で選手の攻め方が変わる
準優勝戦への出場が決まっていても、外枠から是が非でも1着を取りに来る選手が居ます。
例えば、今期の成績が振るわず、降格ギリギリのラインに居る選手。
記念レースに斡旋されるための勝率に届いていないA1級などは、どのような状況でも勝負を仕掛けてくる可能性が高いです。

期末(4月・10月)で勝率が6.2とか5.4、2.0あたりだと「おいおい大丈夫か?」って話になる。あとA1で6点台くらいなら、SGの選考にギリギリ届くか届かないかってとこだな。
各選手が置かれている状況を汲み取れれば、更に勝率が上がっていくでしょう。
まとめ|競艇の当たりやすい買い方
今回は競艇の当たりやすい買い方(1-234-全)について解説してきました。
- 当たりやすい買い方とはイン逃げを見極めて「1-234-全」で勝負すること
- 「1-234-全」の最適なレースは準優勝戦が行われる日の1〜6R
- 避けるべきレースは外枠が伸び足特化・向かい風や向かい潮の日
- 注意点はオッズの安さと選手心理によるズレ
上記の内容を元に「1-234-全」で勝負すれば、的中率アップは間違いありません。
競艇予想が苦手な方、スランプから脱却したい方は、ぜひ参考にしてみてください!
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その考え方は無かったw簡単そうで良いね。
参考になりました!実際にやってみようと思います。