ボートレース予想の達人の現在とは?サイトのログが残っていたので検証してみた!
ボートレース予想の達人について徹底的に調べてみた!
どうも。競艇戦線管理人のボクです。
普段はネット上の稼げる予想を提供するサービスを日々探し検証しています。
その数は今までで何百と既に数えられないほど。
その全てを自腹で検証し、今ではガッツリプラス収支を得ています。
そんなボクが今は「幻」とも言われている「ボートレース予想の達人」について徹底検証。
果たして、ボートレース予想の達人はなんのなのか。
実際にその予想で稼ぐことはできるのかを検証してみましょう。
ボートレース予想の達人とは?
ボートレース予想の達人は、どうやら個人ブログのサイト名およびそのブログの管理人の名前なようです。
管理人は開設当時で競艇歴10年を誇るベテラン。
正確な運営開始日はわかりませんが古いもので2005年の記録が見つかっているので、今やその競艇歴は相当なものです。
しかしこのブログ、残念ながら2011年5月8日に閉鎖。
Twitterも「RedStar」という名前で運営しているようでしたが、そちらもその日を境に更新を止めています。
そのあとは完全に音沙汰なし。
Twitterやユーザー個人が文章を販売することのできるwebサービス「note」では、度々ボートレース予想の達人を名乗る人物が出てきましたがその全てがまったくの偽物。
今日に至るまで姿を見せていないまさに幻の予想師です。
Googleで検索するとその検索ボリュームは100万を超えており、どれだけ人気だったかは現役時代を知ることのできない今は計り知れません。
その人気の理由にはどのような点があったのでしょうか?
ボートレース予想の達人の勝負方法
ボートレース予想の達人の勝負方法は鉄板インコース軸。
1号艇が確実に1着に来るレースを選んで、3連単6点で勝負する方法です。
簡単なように見えますが、この予想の1着的中率は78%、3連対率なら94%を誇るというなかなかの成績。
既にサイトは跡形もありませんが、奇跡的にネット上にログが残っていました。
こちらは2009年5月6日の閉鎖ギリギリの時の買い目。
大村競艇の8R。
券種は1号艇を1着固定にした3連単で購入点数は6点です。
1,4号艇にはA1級の選手。
2,3号艇以外はかなり大村競艇での勝率が高い印象のレースです。
ボートレース予想の達人はこの1号艇を1着軸に、4〜6号艇の大村での勝率の高い選手が躍進すると踏んで買い目を構築しています。
結果は2番人気の「①−②−④」で的中。
的中時のオッズは8.1倍でした。
①−②−④に1,000円賭けていれば払い戻しは8,100円。
全ての買い目に1点1,000円で賭けていれば、差し引き2,100円の稼ぎになっていたことでしょう。
不利なセンターアウトコースの躍進を見極め、更に2,3号艇を含んだ買い目を適度に切ったのは見事ですね。
鉄板イン軸だったとしても、予想が甘ければ不的中や購入点数が多すぎてマイナスなんて事に陥りやすいレースでした。
このような予想を調子の良いときには一ヶ月毎日のように出していたようですが、年々その数は激減。
最後の方は一ヶ月で1レースしか予想を出さない時もあったようです。
サイトでは最初こそ調子が良かったものの、後に万舟を出すことが難しくなっていき堅めばかりになっていたことへの反省の弁が述べられていたようですね。
エクセルで関数を使い、競艇予想に必要な要素のバランスを見た総合値を見て予想を公開していたようですが、何年も運営するにはそれだけでは足らなかったようです。
サイト閉鎖・引退の理由は企画レースの増加が原因か?
ボートレース予想の達人が閉鎖した理由には、企画レースの増加が関わっていると言われています。
そもそも企画レースとは、競艇場が集客を目的にわざと当たりやすい番組を開催されるレースのこと。
優勝戦、準優勝戦以外の一般競走と一部のG3の特定のレースで行われ、現在そのほとんどが1号艇にA級選手を、その他の枠にB級選手を置く内容になっています。
細かいデータが存在していないので起源はわかりませんが、調べられる中で1番最古のものは2003年三国競艇で行われた「おはよう特賞」。
次の年、2004年には経営危機が叫ばれていた大村競艇で企画レースが積極的に行われ、人気を博しました。
これだけだとボートレース予想の達人とはなんら関係のない出来事のように思えます。
この時点では企画レースはそこまで盛り上がりを見せておらず、あっても「年男24・36・48歳の3世代対抗戦」などレースの勝敗にはあまり関係ないものも多く開催されていました。
問題は2010年。
競艇の売上が下がりつつある状況に危機感を覚えた各競艇場はこの年の前後に一斉に企画レースを開催しだしました。
ボートレース予想の達人のサイト閉鎖はこの翌年の2011年。
開催側がわかりやすくインコース有利のレースを開催されるとなると、鉄板イン軸での勝負はわざわざ人に教えてもらわずともよくなります。
オッズも以前までよりも低くなっているので、これではボートレース予想の達人の勝負方法は今までのようにはいきません。
これらの理由もあって、ボートレース予想の達人のサイトはその幕を閉じたのでしょう。
競艇予想に達人はいない!それでも予想の精度を上げるには?
ボートレース予想の達人がいなくなった今、その名前の意味する競艇予想の達人は存在するのか?
結論から伝えると、そんな人間は存在しません。
競艇予想には必要な知識や、レースごとに必要な情報、過去のデータから見た確率論など押さえる必要があり、とてもではありませんが個人の労力でどうにかできるレベルにありません。
それでも業界にはプロと呼ばれる人間が一定人数いて、ノウハウを知ることができれば勝率を上げることができます。
SNSやnoteでその予想法や買い目を販売している方もいますが、ボクが1番おすすめするのは競艇予想サイトです。
プロの競艇予想屋を名乗る人間でも、個人レベルの情報収集力ではすごい人でも的中率は半分を超える程度。
利益を出せるとしても雀の涙程度で、9割以上の予想屋がマイナス収支でしょう。
一方、競艇予想サイトは企業が運営しているので、情報収集力は個人を遥かにしのぎます。
今回はその中でも実力のある競艇予想サイトをピックアップ。
もちろん無料で使えるので、予想を閲覧するだけならリスクはゼロ。
必ずチェックしておきましょう。
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