競艇の101期生でいじめをしたのは誰?疑わしい選手をご紹介!

今回は、競艇の「101期いじめ事件」についてご紹介します。
簡潔にまとめると、2007年にボートレーサー養成所で発生した暴行事件。
加害者は2名いるそうですが、誰なのかは未だに明らかになっていません。
しかも加害者の選手はそのままデビューし、今も現役の可能性が高いとのこと⋯。
そこで、競艇戦線が事件の全貌から怪しい選手まで徹底的に調査していきます!


日本モーターボート競走会に就職し、審査員を経験。その後、競艇予想屋に転身すると同時に、予想サイトの闇を暴く活動に従事。その活動が認められ、戦線グループに仲間入りした。
競艇の101期いじめ事件とは?全貌をご紹介
101期いじめ事件は、2007年にボートレース養成所である「やまと競艇学校」で発生しました。
内容は、加害者2名が被害者に対し殴る蹴るの暴行を働いたと言うもの。
被害者である20歳の訓練生が右膝に大怪我を負い、警察に被害届を提出したことで発覚しました。
当時は競艇学校で起きたいじめ事件として多くのメディアに取り上げられましたが、肝心の加害者2名は公表されず。
それどころか処分すら与えられず、2人はそのまま2007年9月にデビューを果たしています。
101期生は28名がデビューし、引退した選手は3名しかいないため、おそらく現在も現役として活躍しているのでしょう。
競艇の101期選手一覧
競艇の101期生の現役選手一覧がこちら。
選手 | 階級 | 生年月日 |
---|---|---|
神田達也 | B1級 | 1985年12月20日 |
抹香雄三 | B1級 | 1986年2月1日 |
片岡雅裕 | A1級 | 1986年2月11日 |
後藤翔之 | A2級 | 1986年3月9日 |
安田吉弘 | B1級 | 1986年4月14日 |
夏山亮平 | B1級 | 1986年5月19日 |
三笘晃幸 | A2級 | 1986年5月26日 |
山下友貴 | B1級 | 1986年6月5日 |
大西賢 | B1級 | 1986年8月10日 |
南佑典 | A2級 | 1986年8月11日 |
渡邉俊介 | B1級 | 1986年9月4日 |
大池佑来 | A1級 | 1986年12月23日 |
土山卓也 | B1級 | 1987年1月8日 |
平田健之佑 | A1級 | 1987年3月2日 |
新田泰章 | A2級 | 1987年4月30日 |
尾嶋一広 | A1級 | 1987年5月15日 |
藤堂里香 | A2級 | 1987年7月29日 |
渡辺崇 | B1級 | 1987年9月6日 |
末永祐輝 | A2級 | 1987年9月29日 |
篠崎仁志 | A1級 | 1987年12月3日 |
櫻本あゆみ | A2級 | 1988年2月10日 |
矢野真梨菜 | B2級 | 1988年4月3日 |
守屋美穂 | A1級 | 1989年1月20日 |
北野輝季 | A1級 | 1989年2月28日 |
稲生夏季 | B1級 | 1990年7月21日 |
2025年現在、現役で活動しているのは全25選手。
そのうち14選手がA級と、かなり優秀な世代と言えるでしょう。
とはいえ、この中にいじめの加害者がいる可能性は大。
活躍している選手が多いだけに、ショッキングですね。

いじめが起こったのは2007年。被害男性は当時20歳だったため1987年生まれの可能性が高いぞ。101期生の中では中間くらいの年齢だな。
競艇の101期いじめ事件の加害者は誰なのか
結論から言うと、加害者2名は未だに発覚していません。
人権侵害に当たる可能性があるため、特定の誰が怪しいというのは控えさせていただきます。
そこでここでは、いじめを行いやすい人の特徴を見てみましょう。
- 年上
- 成績が優秀
- 家庭環境に問題がある
被害男性はおそらく1987年生まれのため、年上の同期が何人かいます。
また、運動部などで起こりやすいいじめのケースは、レギュラー選手が控え選手に暴行を働いたり、パシリに使ったりすること。
競艇学校でも同じような「同期内での上下関係」があったのでしょう。
自分の技術が高いからといって、実力や成績が劣る選手にいじめや暴力を振るうのは人間として最低。
そのような選手はいくら技術が高くても活躍してほしくないですよね。
競艇界で起きたいじめ事件をまとめてご紹介
ここまで、競艇学校で起きた「101期いじめ事件」についてご紹介してきました。
では、その他に競艇界で起きたいじめ事件についても見ていきましょう。
- 競艇学校での体罰
- 佐賀支部でのいじめ疑惑
- 中村亮太選手がXでいじめ被害を告白
1つずつ詳しく解説していきます。
競艇学校での体罰
2019年4月、元訓練生がボートレーサー養成所の教官3名を暴力行為で訴える事件が発生しました。
訴訟内容は以下のとおりです。
- 教官から繰り返し暴力を受けていた
- 奥歯を折るなどの怪我をした
- 長時間の正座など行き過ぎた指導があった
これに対し対象の教官は、行き過ぎた指導があったことは認めたものの、暴力行為に関しては完全に否定。
結局、2017年(2年前)の出来事ということもあり証拠不十分で不起訴となりました。
その後、被害男性は「事実を認めてほしい」と異議申し立てをしますが進展はなく、真相は不明のまま。
競艇学校の教育・指導は厳しいことで有名ですが、体罰はもってのほかです。
現在は暴力行為・体罰が行われてないことを祈ります。

被害男性は試験に不合格になって退所しているぞ。それを踏まえると、技術や学力が周りと劣っていていじめ・体罰の標的になってしまったのかもしれないな。成績が悪い訓練生に対して暴力とは、指導者失格だ。
佐賀支部でのいじめ疑惑
2022年12月、佐賀支部所属のA1レーサー、三井所尊春選手が当然引退しました。
当時トップレーサーだったにも関わらず、引退理由が公表されないままひっそりと引退したことから「いじめ」「パワハラ」を受けていたという噂が流れます。
佐賀支部は上下関係が厳しいことで有名であり、三井所選手も人間関係に悩まされていたという情報も。
現在の佐賀支部は一見先輩後輩の仲が良さそうに見えますが、実態はいじめが横行しているのかもしれません。
中村亮太選手がXでいじめ被害を告白
中村亮太選手は、元A1級のトップレーサー。
2023年に八百長疑惑がかけられ、そのまま引退しました。
引退が発表される直前、中村選手は自身の公式Xでいじめに関する内容をポスト。
そのうちの1つがこちらです。
いくつかのポストをまとめると⋯。
- 集団いじめに遭っていた
- 佐賀支部の先輩や後輩のように自殺する度胸がなかった
- 八百長はしていない
まず、引退した理由は八百長ではなく「集団いじめ」であると強調しています。
さらに選手だけではなく、公正課や関係者からもいじめを受けていたと告白。
ただ、いじめがあったとモーターボート競争会が認めたり、捜査が入ったという情報は一切ありません。
中村選手の現状も含め、何か進展があれば追記させていただきます。

佐賀支部についても触れていたが、三井所選手のことを言っているのか⋯。
競艇の101期いじめ事件まとめ
今回は「101期いじめ事件」についてご紹介してきました。
誰が加害者なのかは不明のままですが、現役選手25名の中にいるのはほぼ確実。
今さら加害者が発覚することは無いと思いますが、2度と同じようないじめ・暴行事件が起きないことを願うばかりです。
まずは、モーターボート競争会の隠蔽体質を直してほしいですね⋯。









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